出版社内容情報
2018年大河ドラマの主人公・西郷隆盛。敵も味方も魅了し、死後百年以上経っても大人物として称えられるのはなぜか。現代人必読の人生訓。
童門冬二[ドウモンフユジ]
作家
内容説明
戦前と戦後で、歴史上の人物の評価が大きく変わる中、一貫して日本人に慕われ続ける男―それが、西郷隆盛である。なぜ、彼は人の心をとらえてやまないのか。恩師・島津斉彬、大久保利通や坂本龍馬らとのエピソードを交えつつ、その生涯と実像に迫る。現代にも通じる、激動の時代を生き抜くための“人を魅きつける力”と“真の知恵”を解き明かす一冊。
目次
序章 いま、なぜ西郷か?
第1章 西郷の自己啓発
第2章 天才的人脈づくり
第3章 いかに山を動かすか
第4章 リーダー西郷の人望
第5章 危機管理の哲学
第6章 人生の真理・西郷語録
第7章 巨大なリーダーに学ぶこと
終章 現代におけるリーダーの人望とは
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任。1979年、美濃部亮吉東京都知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦や勘所を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。著書多数。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。1999(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文芸家協会会員、日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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