PHP文庫<br> 西郷隆盛 人を魅きつける力

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PHP文庫
西郷隆盛 人を魅きつける力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569767185
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

2018年大河ドラマの主人公・西郷隆盛。敵も味方も魅了し、死後百年以上経っても大人物として称えられるのはなぜか。現代人必読の人生訓。

童門冬二[ドウモンフユジ]
作家

内容説明

戦前と戦後で、歴史上の人物の評価が大きく変わる中、一貫して日本人に慕われ続ける男―それが、西郷隆盛である。なぜ、彼は人の心をとらえてやまないのか。恩師・島津斉彬、大久保利通や坂本龍馬らとのエピソードを交えつつ、その生涯と実像に迫る。現代にも通じる、激動の時代を生き抜くための“人を魅きつける力”と“真の知恵”を解き明かす一冊。

目次

序章 いま、なぜ西郷か?
第1章 西郷の自己啓発
第2章 天才的人脈づくり
第3章 いかに山を動かすか
第4章 リーダー西郷の人望
第5章 危機管理の哲学
第6章 人生の真理・西郷語録
第7章 巨大なリーダーに学ぶこと
終章 現代におけるリーダーの人望とは

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任。1979年、美濃部亮吉東京都知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦や勘所を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。著書多数。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。1999(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文芸家協会会員、日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち

9
2018年大河ドラマの予習及び西郷隆盛をよく知るために読みました。10人のうち8、9人は凡人もしくは小人であるが、個々の良いところを見つけて生かすのが、リーダーである、とのこと。皆が好きになる人、人望のある人、納得です。大河ドラマでどの様に描かれるのか、益々楽しみになりました。2017/12/10

ドットジェピー

5
2018年の大河ドラマの予習に。勉強になりました2017/07/26

4
2018年の大河ドラマが西郷隆盛のため、特集が組まれて並んでいた本だ。西郷隆盛の手法はリストラそのものという始まりが利雪を遠回しに解説しているのかと思った。人脈と組織づくりの名人だった西郷隆盛は、グローバルな観点で物事を考えながらも人の痛みなどは敏感に反応していたという。高杉晋作などは良く本で読む登場人物だが、永井尚志や老中である阿部正弘などはそれほど知らない。先見性だけでなく、体力も必要となる。2018/02/23

Micky

4
西郷隆盛、器の大きな人物となれば彼の名前が真っ先に浮かぶ。その実よくわかっていなかった。薩摩の下級武士の出自ながら倒幕のリーダーに至る過程が急激すぎて、幕末から維新の時代背景をよく理解しないとわかりにくい。 ここまで人を惹きつけ、結果的に多くの人脈をつくりあげているが、これは人間関係を築く技術論を超越した彼の人間性がもたらした物だろう。凡人には真似ようがないような気がする2017/07/05

nekonekoaki

3
ビジネスパーソン向けに、自己啓発的な要素をふくらませて書き上げられた一冊です。特に大切と思われるエピソードは繰り返し語られていますので、読み終える頃にはそれらの部分だけでも頭に残るようになっています。西郷どんを知るにはとてもこれ一冊とはいきませんが、入門のきっかけとしては良いと思います。2017年5月12日第1版第1刷。→2008年4月に刊行された『[新装版]西郷隆盛の人生訓』を改題し、加筆・修正。2022/06/02

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