出版社内容情報
「植民地化の危機はなかった?」「西洋列強が日本へ来た目的は?」
そのとき世界ではなにが起きていたのか?日本史と世界史を融合した最新研究で、明治維新をとらえ直す!
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〈目次〉
はじめに――世界史的視野で明治維新を見直すために 町田明広
第1部 欧米列強――国内事情と対日政策
1章【アメリカ】対日外交の表舞台から途中退場してしまったのか? 後藤敦史
2章【オランダ】西洋でもっとも付き合いの深い国の動向は? 西澤美穂子
3章【ロシア】領土拡張が日本接近の目的ではなかった? 麓慎一
4章【イギリス】世界運営のなかで日本をみると? 佐野真由子
5章【フランス】なぜ親幕府政策をとったのか? 寺本敬子
6章【プロイセン】なぜ幕末の日本にドイツ人が来たのか? 福岡万里子
第2部 東アジアの国々と地域――列強と日本の間で
7章【清】日清修好条規は対等な条約だったのか? 山城智史
8章【朝鮮】朝鮮への進出論はいつ頃生まれたのか? 酒井雅代
9章【蝦夷】なぜ北海道への改称が必要だったのか? 濱口裕介
10章【琉球】いかにして幕末維新期の一大争点となったのか? 木土博成
第3部 海外から幕末日本をみた人びと
11章【福沢諭吉】『西洋事情』は日本人への革命指南書だった!? 都倉武之
12章【密航留学生】長州ファイブと薩摩スチューデントの果たした役割は? 町田明広
13章【アーネスト・サトウ】海外の外交官は幕末日本をどうみていたのか? イアン・ラックストン
終章【世界と日本】19世紀グローバル化はどう進行し、日本になにをもたらしたのか? 三谷博
関連年表
執筆者・編者紹介
幕末維新期の日本周辺地図
旧国名と都道府県
内容説明
国内政治だけでは決して語れない、幕末維新史研究の現在がわかる!そのとき欧米列強、東アジア諸国ではなにが起きていたのか?そして世界の近代化は幕末の日本になにをもたらしたのか?混沌とした現代の国際社会を読み解くために、いまこそ世界史的な視点で明治維新をとらえ直す!
目次
第1部 欧米列強―国内事情と対日政策(“アメリカ”対日外交の表舞台から途中退場してしまったのか?;“オランダ”西洋でもっとも付き合いの深い国の動向は?;“ロシア”領土拡張が日本接近の目的ではなかった?;“イギリス”世界運営のなかで日本をみると?;“フランス”なぜ親暮府政策をとったのか?;“プロイセン”なぜ幕末の日本にドイツ人は来たのか?)
第2部 東アジアの国々と地域―列強と日本の間で(“清”日清修好条規は対等な条約だったのか?;“朝鮮”朝鮮への進出論はいつ頃生まれたのか?;“蝦夷”なぜ北海道への改称が必要だったのか?;“琉球”いかにして幕末維新期の一大争点となったのか?)
第3部 海外から幕末日本をみた人びと(“福沢諭吉”『西洋事情』は日本人への革命指南書だった!?;“密航留学生”長州ファイブと薩摩スチューデントの果たした役割は?;“アーネスト・サトウ”海外の外交官は幕末日本をどうみていたのか?;“世界と日本”19世紀グローバル化はどう進行し、日本に何をもたらしたのか?)
著者等紹介
町田明広[マチダアキヒロ]
1962年、長野県出身。佛教大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、神田外語大学教授、日本研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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