内容説明
落語を築き、築きつつある噺家たち。素顔の噺家たち、あの日あの時、高座の魅力。歴史・用語・演目・年表、落語の基礎知識。
目次
第1章 昭和の名人
第2章 落語家の素顔
第3章 落語の歴史
第4章 落語基礎用語辞典
第5章 名作落語あらすじ選
第6章 落語年表
著者等紹介
横井洋司[ヨコイヨウジ]
1937年東京都生まれ。日本写真家協会会員。中央大学中退。印刷会社、萩本写真工房を経てフリーランスに。季刊雑誌『落語』の創刊号(1979年)より写真を担当。寄席の撮影をメインに毎日新聞や日本経済新聞、雑誌などに精力的に発表
山本進[ヤマモトススム]
1931年兵庫県生まれ。芸能史研究家。諸芸懇話会会員。東京大学在学中は落語研究会に所属。卒業後はNHKに勤務するかたわら六代目三遊亭圓生や八代目林家正蔵の口演・聞書きなど多数の書籍を編集する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
50
落語には400年もの歴史がある。師匠から弟子へ授けられてきた囃家の奥義は、今後海原を大航海する時代になっていくかもしれない。第1章では東西の名人から四天王、大看板の大判写真で経歴を紹介。二章は「落語家の素顔」と題して、演芸カメラマンが40年に渡り撮ってきた貴重な写真を見ていく。第三章以降は歴史、用語辞典、落語あらすじ集と続く。これ一冊で落語マニアの話に相槌ばかりでなく、合いの手を入れる事が出来るだろう。狂言に続き落語にも、興味を持つきっかけとなった。2016/11/20
苺畑序音
9
写真をじっくりと楽しみました。2016/11/25
ぽん
4
写真がいいなあ。2018/06/15
HITO
3
若き落語ファンこそ楽しめる一冊。昭和の名人たちが総出演。落語の入門書として面白いだけでなく、写真記録も興味深くて、釣竿を自慢する歌丸師匠や、750ccにまたがる小三治師匠、帯を結んでもらう若き日の柳屋花録師匠など、若い世代の知らない姿が載っている。2018/02/12
s!56🐶
2
どの咄家さんも生き生きとしている。いい表情! 色んな人の落語聞いてみたい! 落語のあらすじも多々載っていて、続きが気になりました!2020/02/02