内容説明
自然暦となったこぶしや卯の花、神様としてあがめられた山桜、母から子への愛をたくされたたんぽぽ―そこにあるだけで心躍る小さな存在に人はどんな思いを込めてきたのだろう。
目次
春隣りのふきのとう
余寒の梅
春宵の沈丁花
葉守りの馬酔木
椿の言祝ぎ
桃に乙女
浮き雲と菫
田打ち時のこぶし
いちめんの菜の花
山桜と山の神〔ほか〕
著者等紹介
白井明大[シライアケヒロ]
詩人。1970年東京生まれ
沙羅[サラ]
木版画家。展覧会での作品発表のほか、書籍や雑誌などの挿画を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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