目次
カラー特集 上野彦馬の写真アルバム
上野彦馬の写真史における位置
上野彦馬のポートレート
上野彦馬の風景写真
名の知られていないわけではない芸術家
彦馬写真の台紙裏デザインの変遷
上野彦馬の生い立ち
著者等紹介
小沢健志[オザワタケシ]
大正14年(1925)生まれ。東京国立文化財研究所技官、九州産業大学大学院教授などを経て、日本写真協会名誉顧問、日本写真芸術学会名誉会長。東京都歴史文化財団理事。1990年に日本写真協会賞功労賞を受賞
上野一郎[ウエノイチロウ]
大正14年(1925)生まれ。学校法人産業能率大学最高顧問。慶應義塾大学経済学部卒業。アメリカバブソン大学名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ブルちゃん
27
見たことある写真がチラホラ出て来て驚いた。上野彦馬と言う名前も知らなかった。 皆が色々な方向を向いている撮り方が不思議。真顔が多い中、表紙にもある女性の優しい表情が印象的。 力士がやたら今風のおじさんに見える。 写真の事は分からないけど、幕末の人物の雰囲気が見れてよかった。2019/12/07
こぽぞう☆
16
図書館本。男の人、髷結うとおでこめちゃ広い!とか、女の人、みんな着物の裾地面に引きずってる!とか、時代劇などで見る風俗との違いを大きく感じた。坂本龍馬、高杉晋作など有名人の写真も。2017/06/06
姉勤
3
オランダ人医師ポンペに化学を学び、写真術を独学。やがてスタジオを多数構えるまでになる日本写真家の祖とも言える上野彦馬の捉えた日本。 坂本龍馬やグラバー亭の主グラバー、高杉晋作やニコライ2世等の有名人から無名の人々の肖像。長崎の港や人家の風景などに至るまで、幕末から明治に掛けて時代を写した写真集。現代の衣装をまとえばイケメン俳優で通りそうなサムライも御洒落だし、素朴な人たちの緊張顔も風情があって面白い。 しかし、何より面白いのが、芸妓に囲まれてニヤついている上野彦馬当人の写真。こっちまで嬉しくなる顔だ。2013/05/23
kozawa
0
日本の写真の歴史の最初期の代表者の一人の写真を集めて幕末から明治(実際には維新後が中心)の主に長崎を見る本。興味深く読みました。2012/10/20
アズサ
0
サッパリ初心者ですが、興味深かったです!!!!有名な人がや長崎の写真はテンションン上がりました(長崎大好き)上野彦馬のお父さんがカメラを輸入したことや、海外支店があったことなど、ただただ感心させられました。すごいな~。2012/09/20