ウラジオストク―日本人居留民の歴史1860~1937年

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ウラジオストク―日本人居留民の歴史1860~1937年

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784490209426
  • NDC分類 334.429
  • Cコード C0020

出版社内容情報

ロシア極東の都市ウラジオストクに移住した日本人たちの移動と生活の歴史。当時の資料・写真・関係者の証言をまとめた第一級史料。ロシア極東の都市ウラジオストクに初めて日本人が移住した1860年から、日露戦争・第一次世界大戦を経て日露関係が悪化し全日本人が引き揚げる1937年までの時代を資料・写真・関係者の証言等をもとに丁寧に追う。日露関係史・ロシア史だけでなく、日本近代史の中の「日本社会」や「経済活動」を知り、また、当時の世界情勢における日本の位置を知る上で非常に興味深い一冊。



第1部 日本人最初のウラジオストク移住から日露戦争終結まで

第2部 ポーツマス条約から日本の軍事干渉終了まで(1905?1922年)のウラジオストク日本人居留民

第3部 日ソ外交関係の樹立前後から1937年の全日本人引き揚げまでのウラジオストク日本人社会

解 説 ウラジオストク小史(著者解説)

注一覧 

附録1 1909年における日本の商店およびその他の施設一覧

附録2 1924年のウラジオストクにおける日本人一覧

附録3 1876年?1946年の日本国総領事一覧

附録4 1923年に堀江直造が記した日記

ゾーヤ・モルグン[ゾーヤ モルグン]
1947年ウラジオストク生まれ。極東連邦大学・地域・国際関係研究院日本学講座助教授。1970年国立極東大学卒業。専門は東洋学・言語学、日本語学(翻訳)。ソ連科学アカデミー東洋学研究所にて修士号取得(歴史学)。1993年より極東連邦大学に勤務。極東における日本人移民についての研究論文多数。2015年12月、日本とロシアの相互理解促進に尽力したことで、日本国政府より旭日小綬章を授与される。

藤本 和貴夫[フジモト ワキオ]
1938年京都市生まれ。現在、大阪経済法科大学学長。主な著者に、『ロシア近現代史』 ミネルヴァ書房(共編著)ほか。

内容説明

当時の資料・写真・関係者の証言に基づくロシア極東の地に刻まれたもう一つの日本近代史。往時の人とモノの移動を物語る文献にして第一級の史料。街の歴史と、異国の地に暮らした日本人の生活史を辿る初の「ウラジオストク通史」

目次

第1部 ウラジオストクへの最初の日本人の出現から日露戦争の終結まで(ここがウラジオストクの港となるであろう;瀬脇寿人のウラジオストク訪問;ウラジオストクを訪れた最初の日本人たち ほか)
第2部 ポーツマス条約から日本の軍事干渉終了まで(1905~1922年)のウラジオストク日本人居留民(ポーツマス講和条約締結からロシア革命まで(1905~1917年)の日露関係
日本に対する極東諸権力の立場(1906~1916年)
スパイ熱 ほか)
第3部 日ソ外交関係の樹立前後から1937年の全日本人引き揚げまでのウラジオストク日本人社会(ロシア内戦と干渉戦争の終結から日ソ間の外交関係樹立まで;横浜正金銀行とツァーリの金塊;初期の外交関係とウラジオストクにおける日本の存在(1925~1929年) ほか)

著者等紹介

モルグン,ゾーヤ[モルグン,ゾーヤ] [Morgun,Zoya Fedorovna]
1947年ウラジオストク市生まれ。1970年、極東国立大学卒業。専門は日本学・日露関係史。ソ連科学アカデミー東洋学研究所にて歴史学博士候補取得。1971年よりロシア科学アカデミー極東支部歴史・考古学・民族学研究所研究員。1993年より極東国立大学東洋学院で教鞭をとる。現在、極東連邦大学助教授。ロシア・アムール地方研究協会の正会員、ロシア沿海地方の「日本友好協会」理事。2012年、日本・ロシア間の文化交流・相互理解の促進に寄与したことなどが評価され、日本国外務大臣表彰を受賞、2015年には旭日小綬章が授与された

藤本和貴夫[フジモトワキオ]
1938年、京都市生まれ。大阪経済法科大学学長。1964年、大阪外国語大学ロシア科卒。1973年、東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程退学。大阪大学教養部講師を経て、1986年大阪大学言語文化部教授。2002年、大阪経済法科大学教授、大阪大学名誉教授。2005年より、大阪経済法科大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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majiro

15
興味深いなあ〜。タイトルにあるように、強制退去があった1937年までをひとくくりとしているけれど、んなこと言っても、血の繋がりも含めて、歴史の終わらない部分もあるんだろう。ウラジオストク、すんげー寒そうだけど、熱い歴史の舞台だ。一度は行ってみたいな。2017/01/22

BLACK無糖好き

12
かつておよそ5千人程いたと言われるウラジオストク日本人居留民の歴史の叙述。挿入されている当時の写真や新聞記事等にも時代の趣きが溢れている。居留民の視点からのロシア革命と日本の干渉戦争(シベリア出兵)も興味深い、その後の日本軍撤兵に伴い多くの居留民も撤退する。◆この手の本を読むと不思議な感覚にとらわれる、その時代に生きた訳でも現地にいた訳でもないのに、何故か懐かしさや望郷の念に似た昔何処かで見たような光景がオーバーラップし・・・・・この感覚は文章で表現するのは難しい^^; 2016/10/04

てり

2
「地球の歩き方」ロシア極東版で、ウラジオストク他ロシア極東の地に日本人の様々な活動の痕跡があること、またこの本の存在を知り手に取る。早い時期に電線が引かれ定期航路もあったという長崎との関係が興味深い。日ロ関係により振り回されつつも現地で逞しく活動した日本人たちの記録に、なんだか少し元気をもらった気がする。2023/09/20

トクナガ

1
ウラジオストクに日本人が出てくるのなんてせいぜい日露戦争以後だと勝手に思っていたので想像以上に早く現地に住み着いている人が多くて驚いた。当時の極東の政治事情を説明しつつ現地の細かい情報まで知れたので面白かった。2024/10/24

ヤマーナ

0
ウラジオストクの日本人について詳細に記述された著書。2021/03/07

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