出版社内容情報
デザインCAEとは、今まで解析室などで,シミュレーション専任技術者が担当していた解析を,設計者が気軽に短時間に行えるツール.実際の解析例を交え,COSMOSユーザ,高専,大学,メーカの新入設計者/研究員向けの解説書.
CAEの概要/様々な種類の解析の概要/解析ケース/産業用機器への適用/付録
内容説明
本書は、「デザインCAE」(解析専任者でけでなく、3次元設計者自身が扱うCAE)による設計改革をコンセプトとして執筆。対象は、これから3次元設計を導入しようとされている技術者、新たにCAEを研究しようとされている入門者。また、簡易解析ツールは「デザインCAE」として位置付けており、設計者が行う解析ツールであり、それに対して専門的解析ツールは、非線形解析、動的解析など幅広くかつ専門的な内容を含む解析専任者によるCAEとして説明している。
目次
第1章 CAEの概要(CAD/CAM/CAEとは;CAEの活用 ほか)
第2章 さまざまな種類の解析の概要(線形有限要素法解析の概要;振動解析の概要 ほか)
第3章 解析ケース・スタディ集
第4章 産業用機器への適用(製品開発におけるデザインCAEの活用例;配管設計 ほか)
著者等紹介
西川剛弘[ニシカワタカヒロ]
1967年、東京都出身。1990年日本大学生産工学部数理工学科卒業。現在、三洋電機(株)ホーム・アプライアンスカンパニーコンプレッサ事業部研究開発部主任技術員兼群馬大学大学院工学研究科博士後期課程在学中。各種コンプレッサ機器の基礎研究分野において、構造、音響、流体解析の数値シミュレーションに従事
相田誠司[ソウダセイジ]
1962年広島市出身。立命館大学経済学部卒業、ニューヨーク州立大学バッファロー校数学科卒業。現在、三洋電機ソフトウェア(株)CAE事業推進部 関東CAE開発部主任技術員。複数の3次元CAD、解析ソフトを扱う中で、3次元設計コンサルティングによる設計サポート、解析シミュレーションコンサルティングによる設計サポートに従事
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