出版社内容情報
CA法の原理・理論,CA法によるシミュレーション結果,専用計算機のアーキテクチャを紹介し,複雑現象解明の可能性と見通しを考察.
■目次 緒言/セルオートマトン/格子ガスオートマトン法と格子ボルツマン法/流体の自己組織化とパターン形成/生体の自己組織化とパターン形成/セルオートマトン専用計算機
内容説明
本書は、まず第一にセルオートマトン法の原理と理論を解説する。さらに、生き物と流体の紋様(模様)形成を中心に、免疫、高速道路の車の流れ、原油流出による海洋汚染、森林火災なども含めた計算機シミュレーション研究の現状、セルオートマトン法を超並列で処理する専用計算機のアーキテクチャなどを図や写真をまじえて紹介し、複雑系を解明する新しいアプローチとしての可能性について検討する。
目次
第1章 緒言
第2章 セルオートマトン法
第3章 格子ガスオートマトン法と格子ボルツマン法
第4章 流体の自己組織化とパターン形成
第5章 生体の自己組織化とパターン形成
第6章 セルオートマトン専用計算機