内容説明
入出力データの利用で設計のわずらわしさ、経験則、勘頼り、試行錯誤を解消!豊富な実例で、設計から実装までを見通せる。
目次
第1章 データ指向型PID制御とは(データ指向型PID制御;実験データを用いたPID制御系の直接的設計;データベース駆動型PID制御系の設計;制御性能評価に基づくPID制御系の設計;小脳演算モデルを用いたPID制御系の設計)
第2章 実験データを用いたPID制御系の直接的設計法(FRIT法の基礎;FRIT法の使用に関するいくつかの注意;比例・微分先行型PID(IPD)制御系
数値シミュレーション
実システムへの応用)
第3章 データベース駆動型PID制御(データベース駆動型PID制御系の設計;FRIT法を用いたデータベース駆動型制御;データベース駆動型カスケード制御;データベース駆動型感性フィードバック制御)
第4章 制御性能評価に基づくPID制御(制御性能評価;「評価」と「設計」を統合したPID制御;パフォーマンス駆動型PID制御;FRIT法を用いたパフォーマンス駆動型制御)
第5章 小脳演算モデルを用いたPID制御(小脳演算モデル(CMAC)の基本設計
CMAC‐PID制御系の設計
FRIT法を用いたCMAC‐PID制御
CMAC‐PID調整期によるスキル評価)
著者等紹介
山本透[ヤマモトトオル]
1987年徳島大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。1987年高松工業高等専門学校助手。1992年大阪大学助手。1994年岡山県立大学助教授。1999年広島大学助教授。2005年同教授。博士(工学)(1994年大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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