内容説明
図解でわかるパワーエレクトロニクス時代のモーターのしくみ。基礎理論と経験を結びつけ、ものづくりの立場から、モーターのハードウェアを中心に丁寧に解説。
目次
第1章 モーター工学とは
第2章 各種のモーターとその基礎原理
第3章 永久磁石
第4章 鉄心と鉄心材料
第5章 巻線材料
第6章 絶縁材料と絶縁システム
第7章 巻線
第8章 軸受と振動
第9章 モーターの保護
第10章 モーターの試験法
第11章 モーターの解析法
著者等紹介
森本雅之[モリモトマサユキ]
1975年慶應義塾大学工学部電気工学科卒業。1977年慶應義塾大学大学院修士課程修了。1977年~2005年三菱重工業(株)勤務。1990年工学博士(慶應義塾大学)。1994~2004年名古屋工業大学非常勤講師。2005年東海大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鉄骨構造
9
とても勉強になった。モーターの原理がよくわかった。モーターって種類がたくさんあるし、小難しく電磁気や回路のこと書かれると頭グチャグチャになっていつも理解不能なんだけど、この本は少ないページ数で分かりやすく、誤魔化すこと無く解説してくれた。モーターを支配する力として2つの「起電力」と、2つの「電磁力」を挙げ、モーターの種類別に回転原理の説明を展開している。2018/08/13
Kenta
0
良書 ハード面中心に書かれており、 これ一冊でハードについてはだいぶ詳しくなれる。2017/02/04
真魚
0
インバーター工学と合わせて読んでいた。珪素鋼板が基本だった時代以降のモーターについて理解を深めることができた。2019/09/26