出版社内容情報
高齢者のうち、200万人以上が生活保護レベル以下の収入で暮らしている。ヘルパー代のかかる介助を受けられない、医療費が払えない、家賃が払えずホームレスになった・・・・・。必死で支える支援現場から、悲鳴が聞こえる。
内容説明
ただ生きていくことが、なぜこんなにも困難なのか。現在の高齢者における「格差」「貧困」。
目次
第1章 現場から見える高齢者の格差
第2章 国民年金受給者と関わって
第3章 高齢者の貧困と特別養護老人ホームを取り巻く問題
第4章 家族関係の貧困とその現状―急性期病院のソーシャルワーカーから
第5章 無届け有料老人ホームは問題か
第6章 路上に生きる「老後」を看護師の立場から看る―山谷地域の現在
第7章 しわ寄せは弱者に向かう―地方の高齢者問題
第8章 医療現場で考える貧困
第9章 高齢者にとっての最後の砦は“生活保護”!?
第10章 社会から排除されない、ということ
著者等紹介
結城康博[ユウキヤスヒロ]
1969年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業。法政大学大学院修士課程修了(経済学)、同大学大学院博士課程修了(政治学)、地域包括支援センター(社会福祉士・ケアマネジャー・介護福祉士)及び民間居宅介護支援事業所勤務。現在、淑徳大学准教授。専攻―社会保障論、社会福祉学
嘉山隆司[カヤマタカシ]
1952年生まれ。法政大学法学部卒業。現在、都内の福祉事務所で、ケースワーカーとして、20数年間、従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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