内容説明
インバータ技術の基本がわかる。モジュールでのインバータ設計など、インバータに携わる技術者に最適。
目次
1章 インバータによる制御
2章 インバータの原理
3章 インバータ回路
4章 インバータの主回路素子
5章 インバータのアナログ電子回路技術
6章 インバータの保護と信頼性
7章 PWM制御
8章 インバータの回路理論
9章 インバータの制御技術
10章 インバータの利用技術
著者等紹介
森本雅之[モリモトマサユキ]
1975年慶應義塾大学工学部電気工学科卒業。1977年慶應義塾大学大学院修士課程修了。1977年~2005年三菱重工業(株)勤務。1990年工学博士(慶應義塾大学)。1994年~2004年名古屋工業大学非常勤講師。2005年東海大学教授。研究経歴:インバータエアコン、フォークリフト、マイクロガスタービンなどの特定用途に限定した電気機器およびパワーエレクトロニクス機器の研究開発。産業機器、鉄道システム、自動車システム、分散電源などのパワーエレクトロニクス応用システムの研究開発。所属学会:電気学会、計測自動制御学会、電気設備学会、日本磁気学会、IEEE(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YUJIRO
2
モーター関係にはあまり触れられていない。インバーターの原理や、実装の際に気を付けることの解説書2020/08/01
kazhc57
0
機械屋なのですが、水関係のシステムにインバータ駆動を採用することが多く、参考のために読みました。結構目からうろこでした。特に電圧型インバータと電流型インバータがあり、中小型によく使われる電圧型インバータの場合、電圧は矩形波で、電流だけが疑似正弦波であるということは全然知りませんでした。インバータ内のキャパシタンスで、スイッチングによる矩形波の電圧から疑似正弦波の電流に波形を整えるとのこと。結果として電力は正弦波に近くなるみたいです。でもやっぱり実際に使わないとちゃんとは分からないですね。2024/10/30
霧矢あおい
0
インバーターの動作原理から学べる本。数式が比較的少なめなので初学者にもおすすめ 2023/06/30
真魚
0
イラストレーションを描くのにとても参考になりました。2019/09/23