出版社内容情報
機械構造における変形や振動の動的力学問題をエネルギー法により解析する方法,その考え方,そこで発生する動的現象をわかりやすく解説
序/運動の法則/変形の記述/解析力学の基礎/構造の一自由度モデル/構造の離散化モデル/連続体要素の軸変形/連続体要素のたわみ変形と振動/非線形系の振動解析と安定性
内容説明
機械構造が力をうけると変形や振動が生じます。構造の応力や動きのメカニズムを明らかにすることは機械エンジニアにとって大切です。本書は構造要素の変形や動的問題に対し、便利な変分法(エネルギー法)を用いた体系的な解析法をわかりやすく説明しています。さらに、非線形振動と安定性の解析法やカオス振動現象を扱っています。機械の動的な力学問題を基礎概念を基に幅広く理解できます。
目次
第1章 運動の法則
第2章 変形の記述
第3章 解析力学の基礎
第4章 構造の一自由度モデル
第5章 構造の離散化モデル
第6章 連続体要素の軸変形
第7章 連続体要素のたわみ変形と振動
第8章 非線形系の振動解析と安定性
著者等紹介
永井健一[ナガイケンイチ]
1976年東北大学大学院工学研究科機械工学専攻・博士課程修了。工学博士(東北大学)。1976年群馬大学工業短期大学部講師(機械工学科)。1977年群馬大学工業短期大学部助教授(機械工学科)。1989年群馬大学助教授(工学部機械システム工学科)。1990年米国コーネル大学文部省在外研究員。1991年独国ダルムシュタット工科大学文部省在外研究員。1991年ポーランド科学アカデミー基礎工学研究所文部省在外研究員。1996年群馬大学教授(工学部機械システム工学科)現在に至る。著書に振動と防振技術(アイビーシー)共著
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