内容説明
基本原理、データの扱い方、誤差の考え方、今後発展が見込まれる応用技術まで、植生を対象としたリモートセンシングに必要な知識を網羅。高度な数式を使わず、その手法が用いられる理由を原理からていねいに解説。近接センシングについても解説。植物科学の研究者に役立つ!!
目次
1 はじめに
2 植生のリモートセンシングのための放射物理学の基礎
3 植生、土壌、水の放射特性
4 植物の群落と機能
5 地球観測システム
6 光学データの準備と取り扱い
7 植生特性の観測と画像分類のためのスペクトル情報の利用
8 植生構造の多方向リモートセンシングと放射伝達特性のモデル化
9 群落の物質・熱交換のリモートセンシング
10 サンプリング・誤差・スケーリング
11 リモートセンシングの総合的な利用
著者等紹介
ジョーンズ,ハムリン・ゴードン[ジョーンズ,ハムリンゴードン] [Jones,Hamlyn Gordon]
1972年Ph.D(環境生物学)、オーストラリア国立大学。ケンブリッジ作物育種場、植物生理学部門研究員。1977年グラスゴー大学植物学講師(生態学)。1978年イーストモーリング園芸研究所、ストレス生理学グループリーダー。1988年国際園芸研究所(HRI)所長。1997年ダンディー大学植物科学部門植物生態学教授。2009年ダンディー大学名誉教授、ジェイムズ・ハットン研究所特別研究員
ヴォーン,ロビン・アントニー[ヴォーン,ロビンアントニー] [Vaughan,Robin Anthony]
1964年Ph.D(電子スピン共鳴)、ノッティンガム大学。1965年ダンディー大学物理学講師。1991年ダンディー大学物理学上級講師。2002年ダンディー大学リモートセンシング部門長、リモートセンシングと環境モニタリングセンター(CRSEM)センター長。2005年ダンディー大学名誉特別研究員
久米篤[クメアツシ]
1966年生まれ、九州大学大学院農学研究院准教授、博士(理学)(早稲田大学)
大政謙次[オオマサケンジ]
1950年生まれ、東京大学大学院農学生命科学研究科教授、工学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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