出版社内容情報
科学技術を理解するうえで必要不可欠なものが物理である.本書は初学者にも充分理解できるように,高校レベルの基礎から丁寧に説き起こし,将来理工系を目指す学生にも充分活用できる内容とレベルを維持したテキストである.
力学の基本/質点系および剛体の力学/流体/熱と分子運動/電気入門/電磁気学/波動と光/量子の世界
内容説明
多様化の時代を迎えた今、大学生の数学および物理の予備知識も多様化している。本書では、これらのことに留意し、高校物理のイントロから丁寧に記述することにより、高校物理を未履修の学生にも十分対応できるよう配慮したつもりである。また、微分積分を未学習である読者にも十分に配慮した。
目次
第1章 力学の基本
第2章 質点系および剛体の力学
第3章 流体
第4章 熱と分子運動
第5章 電気入門
第6章 電磁気学
第7章 波動と光
第8章 量子の世界
著者等紹介
潮秀樹[ウシオヒデキ]
1947年東京都に生まれる。1970年東京大学理学部物理学科卒業。1977年東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。1993年国立東京工業高等専門学校教授。現在に至る。1998年理学博士
上村洸[カミムラヒロシ]
1930年兵庫県に生まれる。1954年東京大学理学部物理学科卒業。1959年東京大学数物系大学院物理学専攻博士課程修了。理学博士。1978年東京大学理学部教授。1991年東京大学を定年により退官。東京大学名誉教授。東京理科大学理学部教授。現在に至る。1984年日本物理学会会長。1988年米国物理学会フェロー。2002年英国物理学会名誉フェローに選ばれる
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