内容説明
強誘電体物理の理解を深める入門書。ランダウの現象論を用いて、強誘電体の相転移を丁寧に説明。関わりの深い圧電性、強弾性相転移についても記載。
目次
第1章 強誘電体概論
第2章 強誘電体の現象論
第3章 ペロヴスカイト型強誘電体の相転移論
第4章 ドメインとドメイン・ウォール
第5章 格子振動と強誘電体の相転移
第6章 強誘電体における分極反転
補遺A 強弾性相転移―「ランダウ条件」の適用例
補遺B 誘電緩和
著者等紹介
石橋善弘[イシバシヨシヒロ]
名古屋大学名誉教授、理学博士。1935年福岡県生まれ。1963年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。1963‐1966年東京大学助手(物性研究所)。1966‐1999年名古屋大学助教授、教授(工学部)。1999‐2011年愛知淑徳大学教授。専門:強誘電体物性、構造相転移(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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