出版社内容情報
2020年にノーベル文学賞受賞を受賞した詩人、ルイーズ・グリュック。
日本で翻訳版のなかった女性詩人の代表作を対訳(英語の詩も掲載)でお読みいただけます。
原書『The Wild Iris』は1993年にピュリッツァー賞詩部門受賞。花をモチーフにした美しい作品集です。
翻訳は、詩人、エッセイスト、ウィートン大学英文学部准教授の野中美峰氏。
原作の世界観を極限まで再現した流麗な翻訳詩をお愉しみください。
内容説明
花と祈り。草木溢れる庭を舞台に紡がれる孤独や喜び―1993年ピュリッツァー賞受賞、圧倒的人気の詩集。ノーベル文学賞受賞作家初邦訳。
目次
野生のアイリス
朝の祈り
朝の祈り
エンレイソウ
オドリコソウ
スノードロップ
晴れた朝
春の雪
冬の終わり
朝の祈り〔ほか〕
著者等紹介
グリュック,ルイーズ[グリュック,ルイーズ] [Gl¨uck,Louise]
20‐21世紀アメリカを代表する詩人の一人。1943年、ニューヨーク生まれ。これまでに13冊の詩集と2冊のエッセイ集を発表している。ピュリッツァー賞をはじめ、全米図書賞、全米批評家協会賞、ボリンゲン賞、米国詩人協会のウォレス・スティーヴンズ賞など、数多くの賞を受賞。2003年から1年間、アメリカの桂冠詩人に任命される。2020年、ノーベル文学賞受賞。現在イェール大学で教鞭を執り、マサチューセッツ州東部のケンブリッジに暮らす
野中美峰[ノナカミホ]
詩人、エッセイスト。1973年、東京都生まれ。ハーバード大学大学院東アジア言語文明学部修士号、コロンビア大学大学院創作科修士号取得ののち、ヒューストン大学大学院英文学部創作科博士課程修了。東イリノイ大学を経て、現在、ウィートン大学英文学部准教授。専攻は英米詩・創作。第四回中原中也賞最終候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
(C17H26O4)
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