中国の数学通史

中国の数学通史

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  • サイズ A5判/ページ数 382p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784627019416
  • NDC分類 410.222
  • Cコード C3041

出版社内容情報

中国では古くから高度に数学が発達し、世界中の文明に影響を与えてきた。日本へも遣隋使、遣唐使を通じて5~6世紀ごろから数学が伝わり、後の和算の形成に多大な影響を及ぼした。本書は太古から現代に至るまでの中国の数学の歴史を理解しながら、日本の和算のルーツを知る大変貴重な書である。

第1章 原始社会から前漢末年まで/第2章 後漢初期から元代中期まで/第3章 元代後期から清代中期まで/第4章 清代後期から抗日戦争期まで/結び

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

霹靂火 雷公

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古代~中世における中国算術について知りたかったので眺めた。魏の劉徽による立圓術(球の体積計算)で参考にした「牟合方蓋(に似た立体)」の体積を、彼が「計算できなかった」と通説通りに紹介しているが、「(立体を16等分したものが)陽馬に似たり(=体積が同じ)」と明言している点を無視している。広く浅く通史を眺めるにはいいかもしれないが、そこから各算術について深く調べたり考察したりする必要がある。2016/05/24

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