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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Arisaku_0225
9
この本は柳田國男らによる全国的な山村調査から数十年たった現在どのように民俗変容しているかが趣旨となって、産業から地域伝承、テレビやラジオまでを取り扱った論文集である。先に岩波新書の『民俗学入門』で「民俗学は人間自身が資料となる」という言説が本当にそうであることを示していた。論文集で得るため、どのような調査形態を取っているかが詳細に書かれているのも面白い。これから民俗学をやろうとしてる人や民俗学のまねごとをやろうとしている人におすすめしたい本。最後の結びでは、柳田國男に師事した先生方の当時の空気感や苦労話2022/08/05
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