内容説明
三河地方史研究の進展に寄与する。近世の交通史・海難・武芸、明治期の医界・中等教育・ロシア俘虜収容所など、地域の歴史の研究に打込んできた著者の、多岐にわたる先駆的業績を集大成。地域史研究に多くの示唆を与える好著。
目次
第1章 東海道吉田宿とその助郷
第2章 近世の旅籠屋とその奉公人―東海道赤坂宿の場合
第3章 近世遠州灘難破船の研究―渥美半島沖を中心に
第4章 三河吉田藩における武芸の系譜
第5章 明治初期における豊橋地方の医界
第6章 三河における明治前期の郡立中学校―愛知県宝飯中学校について
第7章 豊橋ロシア俘虜収容所始末
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