知っておきたいアメリカ文学

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784625686023
  • NDC分類 930.29
  • Cコード C0498

内容説明

多民族・多文化のアメリカで生まれた文学は私たちに問いかける「自分はなにものか」。知っておきたい50作品を「あらすじ」と「よみどころ」でわかりやすく紹介。

目次

アメリカ文学小史
フランクリン自伝―1818年 ベンジャミン・フランクリン
モルグ街の殺人―1841年 エドガー・アラン・ポオ
緋文字―1850年 ナサニエル・ホーソーン
白鯨―1851年 ハーマン・メルヴィル
アンクル・トムの小屋―1852年 ハリエット・ビーチャー・ストウ
森の生活(「ウォールデン」森の生活)―1854年 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
若草物語―1868年 ルイザ・メイ・オルコット
ある婦人の肖像―1881年 ヘンリー・ジェイムズ
ハックルベリー・フィンの冒険―1885年 マーク・トウェイン〔ほか〕

著者等紹介

丹治めぐみ[タンジメグミ]
1962年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。現在、玉川大学文学部教授。アメリカ文学、アメリカ文化専攻

佐々木真理[ササキマリ]
1970年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。現在、実践女子大学文学部英文学科准教授。アメリカ文学、とくに女性文学を専攻

中谷崇[ナカタニタカシ]
1964年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。現在、横浜市立大学准教授。現代アメリカ文学、とくにフォークナーとアップダイクを専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

9
知っておきたい~文学シリーズのアメリカ編。アメリカ文学は、戦争、人種、格差など広大なアメリカが抱える社会問題に切り込んでいく作品が多いように思える。というより、個人的な問題が社会的な問題にダイレクトに結びついていて、そこでの人々の営みを描こうとするとどうしてもそのような問題に触れずにいられない、といった方が正しいのかもしれない。2013/10/18

viola

9
イギリス、フランスと来てアメリカ文学に。最近こういう本に載ってるアメリカの古典やら、名作やら読んでないな・・・。当然ですが、改めてその作品の出版された年を見てみると本当にアメリカ文学って歴史が浅いんだな、と感じました。(別に悪い意味ではないんだけども)そして奴隷にまつわる話の多いこと!黒人作家ってアメリカ以外だとまだまだ影が薄いな・・なんて、全体を通して見ても面白い。巻末に近い現代アメリカ文学では特に惹かれるものがなくて残念。読んでも別に面白そうとも思えず・・・。2011/09/08

たか

6
米文学はほとんど読んだことないから参考資料として目を通しました。2014/10/11

shoko

5
50作品紹介されているうち、読んだことがあったのは10作品。少ないな…。アメリカ文学として紹介された作品を見ていると、ヨーロッパに比べて歴史が浅い「若い」国であること、人種差別に関して等、その手の作品が多い気がした。今後読んでみたいと思ったのは、『目覚め』『セールスマンの死』『フォックスファイア』『競売ナンバー四九の叫び』あたり。『ギャッツビー』『ハック』『ライ麦』あたりも再読したい。このシリーズは軽くて持ち歩きに便利。本当にありがたい。2011/08/25

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