内容説明
“大”と“小”、どちらがえらい?もちろん一概にはいえない。動物たちのウンチとオシッコは、実に様々な役割を果たしている。自然は一つも無駄なものは作らない。含蓄あるウンチクの話。
目次
第1章 ウンコロジー事始め
第2章 ぼくのフィールド・ノートから
第3章 キタキツネとカゲネズミの糞尿譚
第4章 ウンチとオシッコは愛のメッセージ
第5章 ウンチは捨て身の護身術
第6章 トイレづくりの生態学
第7章 ウンチは栄養がいっぱい
第8章 ウンチは地球環境を保全する
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
動物学者。1944年、東京に生まれる。東京水産大学を卒業。哺乳類を主とする分類学、生態学が専門。もと東京都恩賜上野動物園の解説員。現在は、「ねこの博物館」の館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アーちゃん
21
図書館本。動物たちの糞尿について書かれたエッセイ。1992年と1997年の著作をベースとしているため、多少古い感じがあったのと、フィールドワーク部分のヒト(著者含む)の排泄に関する描写がやや余計かなと思いましたが、最近話題のパンダやイヌ、ウサギからゾウなどいろいろな動物についての文章が面白く読めました。2017/12/08
yamakujira
8
ウンコ+エコロジーでウンコロジーなのだろう、糞を通して動物たちの生態を考察して、時には環境問題も示唆する。「ゾウのウンチは~」「アルマジロの~」と次々に話題が平易な文章で展開されるから、あっという間に読み終えてしまった。ほとんどが哺乳類の話題だけれど、ちょっと異質なオタマジャクシの話が興味深かった。2011年発行なのに、カゲネズミが種として登場するのでおかしいと思ったら、1992年と1997年発行の著作を再編集した本だった。今では陳腐な「宇宙船”地球号”」って表現も昔はよく聞いたなぁ。 (★★★☆☆)2016/11/19
枝毛
2
動物学者が書く、タイトル通りの話。しかし動物たちのことだけではなく、ちょくちょく調査してる人間たちの糞尿事情も混ぜてくるのにちょっと笑った。家にイリオモテヤマネコをおいてたときは臭くて仕方なく、居なくなったあともにおいが染み付いてたけど、数ヵ月後良い香りになったという話も面白かった。2019/12/31
なにがし
2
ウンコやおしっこ周りのおはなし。犬のマーキング行動についてはよく知られているが、どういった情報が含まれるのかも描かれていて面白い(最後にでもソースの論文を提示してほしかったが)。タヌキの溜め糞、アナグマの糞場など身近だけど生態をよく知らない生物についても知れてよかった。筆者の野グソ話は本当に関係なくて笑った。2019/09/30
mick
1
ゾウのウンチの話から始まり、動物オモシロ話的なものかと思っていたら、最後はウンチと地球環境の話へ。平成23出版。現状はどうなのだろう。黒土はますます減り、汚染され続け、いずれは悲劇的な食糧難を迎えることになるのか。深刻だ。2015/04/27




