出版社内容情報
「仏像は奈良・京都」という固定観念をくつがえす、東京の注目仏像スポットを、仏像ソムリエとして活躍中の著者が楽しくご案内。巡り方・楽しみ方を、写真やおもしろエピソードとともに紹介。すぐそこの魅惑の仏像ワールド新発見!
内容説明
仏像ソムリエ・宮澤やすみが厳選してお届けする、東京のすごい仏像たちが勢ぞろい!そのおもしろ・驚きエピソードとともに、巡り方・楽しみ方を紹介します。ふらりと街歩きを楽しみながら、すぐそこにある身近な仏像・新発見。
目次
1 日本橋・深川エリア
2 上野・浅草エリア
3 谷中・根岸エリア
4 目白エリア
5 本駒込・小石川エリア
6 新宿・中野エリア
7 港区・品川区エリア
8 目黒エリア
9 世田谷・渋谷エリア
10 東京郊外
著者等紹介
宮澤やすみ[ミヤザワヤスミ]
1969年生まれ。1996年仏像Webサイト「日仏会」を開設。現在は仏像の話題で講演やテレビ、ラジオなどの出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イボンヌ
7
いくつか訪問した事のあるお寺もある。 仏像の解説は勉強になりました。 庚申信仰など2019/07/06
氷柱
4
182作目。2月28日のみ。落語の本と同じ日に購入。入門書として最適。仏像知識がほぼ0の状態で挑んだが十分に楽しめた。解説が丁寧で初心者にもわかりやすく仏像の魅力が伝えられている。この作品に掲載されているものだけでなく、身近な仏像も探してみたくなった。彼ら(?)の祀られている理由やたどってきた歴史を追ってみると思わぬ発見に行き着く。それはその仏像やお寺だけでなく、その土地やそれまでに関わってきた文化などを紐解くきっかけにもなる。形として残っている彼らは大冒険の扉でもある。2016/02/28
naoco
3
身近にある仏像様をよく見てみたくなった!のんびりと・・・いつの日か!2013/05/29
Eurek@
2
確かに、奈良・京都の仏像のような"ビッグさ"や"きらびやかさ"はあまり無いけど、庶民的で身近に感じられる仏様が東京にはたくさんあるとわかった。それだけ江戸っ子の信仰を集めてきたということなんだろう。言葉を発する仕掛けつきの閻魔さま、会いに行きたい。お供えの塩で真っ白になった「塩地蔵」を初めて知って、東京にも昔ながらの風習が残っているんだと驚きだった。門前グルメも食べたいなー。2017/02/24
ybhkr
1
うーんうーん、あまり見たいなーと思う仏像に出会えなかった。やはりわたしが好きな時代に作られたものが少ないからでしょうか…。五百羅漢は行ったことがあって楽しかったし、深川不動尊もたのしいのですが、仏像鑑賞ということをクローズアップすると都内では東京国立博物館以上の場所はないのではなかろうか…という結論。信仰対象として見るか、美術品として見るか…たぶん、その曖昧な隙間をふらふら鑑賞しているのがわたしの位置。東洋館ではアジアの素敵な仏像も見れるし撮影できますよ。青梅、護国寺、千手院、大観音寺が気になる。2015/09/30