出版社内容情報
列伝70篇のうち、第62の酷吏列伝から第68の亀策列伝までの7篇を収録する
史記列伝は、地位の高低、事の成否を問わず、大臣・将軍・学者・商人から侠客・刺客に至るまで、深く歴史に関わり、後世忘れられてはならない多様な人間像を、格調高い文体でうたいあげ、ドラマチックに紹介したもの。
本巻では、列伝７０篇のうち、６２酷吏(コクリ)列伝・６３大宛(ダイエン)列伝・６４游侠(ユウキョウ)列伝・６５佞(ネイ)幸(コウ)列伝・６６滑稽(コッケイ)列伝・６７日者(ニッシャ)列伝・６８亀(キ)策(サク)列伝を収録する。本文は原文全文を収め、その他に書き下し文・通釈・語注等で構成する。
・６２酷吏列伝
・６３大宛列伝
・６４游侠列伝
・６５佞幸列伝
・６６滑稽列伝
・６７日者列伝
・６８亀策列伝
目次
酷吏列傳第六十二
大宛列傳第六十三
游侠列傳第六十四
佞幸列傳第六十五
滑稽列傳第六十六
日者列傳第六十七
龜策列傳第六十八
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
9
游侠列伝、滑稽列伝は最高に面白い。みんなつまみ食いすべき。その他の列伝も思いの外面白かった。前巻がつまらなすぎなのかも知れない。2018/08/31
garyou
2
酷吏って郅都より前にはいなかったんだろうか。単に記録が残ってないだけなのかな。張騫の匈奴の妻子はどうなったんだろう、というあたりから行間を読んで物語を作ったりしちゃうのかもしれない。亀策列伝を読んでいると「易経」を読み返したくなるな。2017/12/02
