内容説明
ごみがだいこうぶつのゴミラ。へんそうしたばいきんまんにもらったふしぎなのみものをのんだとたんに…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べるめーる
27
ゴミラは、ゴミを食べる。街に来たらゴミが多く、たくさん食べて大きくなる。心優しいゴミラだったが、ばいきんまんに悪い心になる薬を飲まされて街を荒らしてしまう。傷ついたゴミラは、皆に嫌われちゃうからと海底で暮らすことにする…。3歳娘は無邪気に楽しんでいたが、母の方は読んでいて少々やるせない気持ちになった。やなせさんはゴミを増やし続ける人間への警鐘を鳴らし、異形の者の孤独まで表現したかったのだと思う。ゴミラの出てくる他の作品も読んでみたい。2013/12/05
りーぶる
23
バイキンマン、これはダメなやつです。ゴミラが余りにも切なくて可哀相。それにしてもアンパンマンは顔が汚れちゃダメなタイプなのに、なぜゴミラの体内に入っても平気なのか・・・。大人が読むとツッコミ所が多すぎて困ります。娘はゴミラにいまいち興味を示さず。アンパンマンだけど余り読みたがりません(´・ω・`)(2歳6ヶ月)2019/01/20
くぅ
10
アンパンマンのアニメはまだまだついていけないことが多い息子。でも、ピーターとゴミラの話とオクラちゃんの話は大好き。…ということでゴミラの話を借りてみましたが、あまり興味を示さず。ゴミラはゴミラだって認識しているみたいだけど。ゴミラじゃなくてピーターが好きだったのかな(笑)(1歳6ヶ月)2018/12/06
アンリ
5
みんなの役にたって大きくなりすぎたから迷惑にならないように海底で暮らすという結末はぐっとくる。放射性物質や二酸化炭素を海底にとりあえず鎮めておこうとする人間を思い出す2011/10/09
よしえ
4
2才6ヶ月。ゴミを食べて生きているゴミラ。娘はゴミを食べるということが理解できないようで「おいしくないよ。ゴミはごみばこだよ」とゴミラに向かって教えてあげていた。ロールパンナちゃんの絵本もそうだったけれど、アンパンマンはたまにさみしい終わり方をする。ゴミラは海の底に行ってしまうけれど、そこにもゴミがたくさんあるってことなんだよね。2014/11/09