中国古典小説選〈11〉閲微草堂筆記・子不語・続子不語―清代3

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  • サイズ A5判/ページ数 447p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784625664106
  • NDC分類 923
  • Cコード C0398

内容説明

清代最盛期の乾隆年間、英明の誉れ高い帝にふさわしい一大事業『四庫全書』が完成した。その中心人物の紀〓(いん)が、幽霊・妖怪について得々と語る。かたや乾隆三大詩人の一人にしてグルメの祖、女弟子を集めてお堅い学者の顰蹙を買ったフェミニズムの祖、袁枚が、楽しげに怪異を語る。ジャンルは異なるも、時代を代表する二人が、同じ頃、同じ志怪小説に手を染めた。それは一体なぜなのか?妖異たちを通して、時代と人間の現実が鮮やかに浮かび上がる。

目次

閲微草堂筆記
子不語
続子不語

著者等紹介

竹田晃[タケダアキラ]
1930年東京生まれ。1959年東京大学大学院中国語中国文学専門課程修了。東京大学名誉教授

黒田真美子[クロダマミコ]
大阪生まれ。1991年東京大学大学院博士課程単位修得修了。1993年ミュンヘン大学大学院Promotion Gang単位取得修了。現在、法政大学教授

福田素子[フクダモトコ]
1970年北海道生まれ。2005年東京大学大学院修士課程修了。現在、東京大学大学院博士課程在籍、聖学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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