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文選 賦篇 (〔新版〕)

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  • サイズ B40判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784625663291
  • NDC分類 082
  • Cコード C0298

内容説明

昭明太子の文学理念は「沈思翰藻」にあるといわれ、意匠を凝らして文辞を飾ることを高く評価している。『文選』の編集に際しても、この理念が選の規範となっている。漢代に、韻文と散文が合成されて成立したといわれる賦は、対偶に富み、詞藻豊かな文学であるが、従来難解といわれてきた。本書は平易明解な口語訳を施し、その読みどころをコンパクトにまとめた。

目次

京都
郊祀
畋猟
紀行
遊覧
宮殿

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

零水亭

26
今更ながら、このシリーズ、なぜ原文(白文)がないのでしょう?(あるのは唐詩選位?)。原文がないのは抵抗があります。意図がよく分からないです… 抄録ならば、収録文・詩を減らしてでも原文を載せた方がいいと思います。 鬼滅の刃風に言えば「原文を載せるのだ、載せると言え、杏寿郎!岩波文庫や角川ソフィア、講談社学術文庫に抜かれてしまうぞ!!」 2021/09/10

miyuki

2
文選の冒頭に掲げられた「賦」は、当時の文学を代表するものだが、知識がないとなかなか取っつきにくく、故事など説明がないとわかりにくい。だが、いちいち注などを参照していると、文の流れが途切れてしまう。その点、この新書は、書き下し文と現代語訳と、少しの解説だけというシンプルな構成だが、それだけに読むべきところが少ないので、読みやすい。特に現代語訳は、注がなくても意味が理解できるように訳されている。総ルビなので、音読をして、「歌わずして誦す」という賦の響きも楽しめる。2020/12/13

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