出版社内容情報
ある夫妻が暮らす洋館の屋根裏に幽閉され、隠された存在であったタマミ。そんな中、施設から引き取られた実の娘がやってきた。幸せそうで無邪気な美少女に、タマミは容赦なく襲いかかる――復讐と嫉妬に駆られたタマミが哀切な表題作。戦国時代、視力を失った残虐な姫の替え玉として生きることになった村娘、奈津。その壮絶な半生を描く「影姫」の2篇。愛を求めつつも、心に棲む魔物が牙を剥く。恐怖が連鎖するストーリー。
内容説明
ある夫妻が住む洋館の天井裏でひっそりと暮らし、隠された存在であったタマミ。そんな中、施設から引き取られた実の娘がやってきた。幸せそうで無邪気な美少女に、タマミは容赦なく襲いかかった―復讐と嫉妬に駆られたタマミが哀切な表題作。戦国時代、視力を失った残虐な姫の“影”として生きることになった村娘、志乃。その壮絶な半生を描く「影姫」。愛を求めつつも、心に棲む魔物が牙を剥く2篇。恐怖が連鎖するストーリー。
著者等紹介
楳図かずお[ウメズカズオ]
1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍した。2018年、『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰。23年、第27回手塚治虫文化賞特別賞受賞。25年、第54回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞受賞。24年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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