内容説明
戦後以降の詩・短歌・俳句といった韻文(詩歌)を鳥瞰!作品の面白さを感じ取り、解釈・鑑賞のより深い理解のための、現代詩歌解説書の決定版!!教材研究や読書指導にも役立つ参考資料付き。
目次
安水稔和
吉増剛造
辻征夫
佐々木幹郎
ねじめ正一
稲川方人
荒川洋治
平出隆
青木はるみ
伊藤比呂美
井坂洋子
松浦寿輝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
2
ECDの「J-RAPは死んだ、俺が殺した」ではないが、荒川洋治の「現代詩殺し」=「『修辞的な現在』の詩法」は必然的なものだったのかもしれない。谷川雁の「瞬間の王は死んだ」という現代詩に対する死亡宣告を裏書きしたとも言えるし、むしろ「二度」殺害の手続きが必要なのかもしれない。その殺害の後ものうのうと彷徨っている現代詩という亡霊を、むしろその「貧しさ」を持ってして消尽し尽くそうとするのが稲川方人であるとすれば、この二人は相同的なのである。2017/07/23
石橋 こわし
0
日本の現代詩について知りたくて読んだけど、難しいよー、分かんないよー 手強い…2016/12/23