内容説明
宋の疑獄説話集「棠陰此事」に倣って「板倉政要」はじめ多数の文献に取材し、未解決の犯罪や困難な訴訟事件を、名奉行が推理、解明してゆく過程を興味深く描く。
目次
巻1(春の初の松葉山;曇は晴る影法師 ほか)
巻2(十夜の半弓;兼平の諷過 ほか)
巻3(惡事見へすく揃へ帷子;手形は消て正直が立 ほか)
巻4(利発女の口まね;善惡二つの取物 ほか)
巻5(櫻に被る御所染;四つ五器重ての御意 ほか)
著者等紹介
麻生磯次[アソウイソジ]
明治29年~昭和54年。大正9年東京大学文学部国文学科卒業。学習院院長をへて日本学士院会員。文学博士
冨士昭雄[フジアキオ]
昭和6年生。昭和30年東京大学文学部国文学科卒業。のち、駒沢大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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