「つながり」がよむ―近代和歌・短歌の社会史

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「つながり」がよむ―近代和歌・短歌の社会史

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  • サイズ A5判/ページ数 330p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784625454073
  • NDC分類 911.16
  • Cコード C3092

内容説明

人はともに詠み、ともに読む。「つながり」が歌を作らせ、歌が新たな「つながり」を生む。人びとの共同的な“よむ”ことの意義と可能性が、今こそ問われなくてはならない。

目次

一章 よむことを支える「つながり」―「歌の集団」を考える
二章 「つながり」をつくる人―折衷派、落合直文の思考と実践
三章 日清・日露戦争と短歌表現―戦争を支える「つながり」としてのアンソロジー
補論 日清戦争期における「新派」和歌の誕生について
四章 和歌革新を進める「つながり」―「女子文壇」と読者たち
五章 詠歌がつなぐ地域のアイデンティティとネットワーク―和歌山歌学協会と「わかのうら浪」
六章 「旧派」歌人のメディア戦略―大日本歌道奨励会と大町壮
七章 「新」・「旧」歌人と初学者たちのニーズ―入門書から見る大正期の和歌・短歌
「和歌革新」再考―小結に代えて
八章 勅題の応用によるコミュニケーション―歌会始の外縁に注目して
九章 実朝でつながる―その文化資源をめぐる歌人たちの論争と協調
一〇章 社会運動としてのよむこと―プロレタリア短歌の可能性と限界
一一章 与謝野晶子の「記憶」をつなぐ―戦後の堺市における顕彰活動に注目して

著者等紹介

松澤俊二[マツザワシュンジ]
1980年、群馬県高崎市生まれ。國學院大學文学部、同大学大学院修士課程、名古屋大学大学院博士後期課程(日本文化学講座)に学ぶ。博士(文学)。現在、桃山学院大学社会学部准教授。専門は近代日本の和歌・短歌(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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