目次
第1章 熟田津の研究(さまよえる熟田津はいずこ;熟田津の語義 ほか)
第2章 伊予温泉歌の研究(伊予の高嶺は石鎚山である;霊山山頂を正面から仰いだ赤人 ほか)
第3章 蒲生野遊猟の歌(見過ごされてきた問題点;枕詞「あかねさす」の掛り方 ほか)
第4章 万葉の「むらさき」(『万葉集』ムラサキのバラエティ;地名として認定されるムラサキの歌 ほか)
第5章 へそ形の林のさき(歌の序に用いられた連続地名の可能性;綣村の概要と綣の通説 ほか)
著者等紹介
吉田金彦[ヨシダカネヒコ]
大正12年(1923)、香川県に生まれる。京都大学(旧制)文学部国語国文学科卒業。同大学院修了。静岡女子短大・愛媛大・京都府立大短大部・大阪外大・姫路獨協大を経て、姫路獨協大学名誉教授。国語学が専門。日本語語源研究会主宰(1981~2007年)。訓点語学会委員、日本言語学会会員等。日本語語源研究所を私設。平成12年(2000)、春の叙勲三等瑞宝章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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