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アフリカの民話集 しあわせのなる木

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784624610425
  • NDC分類 388.49
  • Cコード C0098

出版社内容情報



島岡 由美子[シマオカ ユミコ]
著・文・その他

ヤフィドゥ・マカカと8人のティンガティンガ・アーティストたち[ヤフィドゥ マカカトハチニンノティンガティンガ アーティストタチ]
イラスト

内容説明

アフリカのタンザニア在住30年の著者が東アフリカ地域の各地で直接聞き集めた、おおらかでユニークな空気をたっぷり含んだ民話20篇を、鮮やかなティンガティンガ・アートの挿絵とともにお届け。タンザニアはザンジバルを中心に、人びとの暮らしや習慣、学校生活なども紹介する「アフリカの民話を楽しく読むために」も収録。

著者等紹介

島岡由美子[シマオカユミコ] [Makaka,Yaphidu Ally]
1961年名古屋生まれ。愛知県立大学文学部卒。幼稚園教諭として勤務後、1987年に結婚し、同年夫婦でアフリカに渡る。以来、夫と志を共にし、ザンジバル・タンザニアを拠点に、漁業・運送・貿易などアフリカの人びとの自立につながる事業や、文化・スポーツ振興、交流活動を続けて現在にいたる。自身のライフワークとして、アフリカ各地に伝わる民話の採集・再話に取り組み、日本に伝えている。アフリカの民話絵本『しんぞうとひげ』(ポプラ社)は、2016年度厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選定された

マカカ,ヤフィドウ・A.[マカカ,ヤフィドウA.]
1976年タンザニア国ルブマ地方トンドゥール地区ナカパニャ村に生まれる。1989年、ダルエスサラームに出てきて理容師として働いていたが、叔父チャリンダに影響を受け、1991年から絵を描きはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

9
ティンガティンガ(この本にたくさん使われている現地の絵)が不思議な美しさで、楽しさ倍増でした。東アフリカへの興味もさらに湧きます。

ぱせり

6
たくさんの動物たちやバオバブなど独特の植物が現れるお話は、おおらかなものが多い。紙に書かれた文字を読んでいるにしても、もともとは語られた言葉なのだと思いながら読むと、文字の間から、言葉の躍動(の片鱗)が微かに伝わってくるようだ。その土地の言葉で語られるおはなしを耳から聞くとき、「読む」こととは別の、言葉の不思議に触っているのだと思う。お話聞きたいな。 2018/03/04

まろまろ

4
動物たちと共存しているからこそ彼らの気持に寄り添った民話ができたのだと思う。「パウカー」(お話はじめるよ)「パカワー」(はーい)というやりとりから始まる語り伝えが家族や仲間の絆を感じさせてくれる。2018/03/10

郷里

3
ハポ ザマニザカレ。スワヒリ語は語感が楽しい。ゾウにライオンにカメレオンにハイエナ、いろんな動物が出てくるのがアフリカンスケール。ぶっ飛んだ展開のまま飲めや歌えやおどれやのパーティーで終わる「動物たちの自動車レース」が好き。ウサギは日本民話でいうキツネの役割なのかな。精霊シャターニはショッキングだけど魅力的な造形。巻末の「アフリカの民話を楽しく読むために」も面白くて、最後まで感心しながら読んだ。2018/01/08

れどれ

2
アッパー系ドラッグ。善悪や死生観や自然科学や物理的スケールや時空や何やかやが混乱したままある秩序を安定させていて頭おかしくなる。とても面白い。脳がこう…ポコポコ開放されていく感じ。オレは大地の一部だし大地はオレの一部なんだ、そういう気分になる。服を脱ぎ捨て叫びながら走り出そうぜ、そういう気分になる。2022/03/17

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