内容説明
「愛のサイト」―出会い系といわれるこのホームベージに、K・Eというイニシャルをもつ人物の殺人予告が掲載された。当初は単なる悪戯かと思われたが、次々と事件が起きてしまう。俳優の河原英二が爆弾で殺され、殺人予告を書き込んだと思われる女性も死体で発見される。捜査が混乱を極める中、首相の河原英太郎の身にも危険が迫り…。犯人の目的は一体何なのか?日本全土を巻き込む前代未聞の大事件に、十津川警部が挑む。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みずたま
16
病院の本。首相誘拐事件と裏に隠された陰謀。日本設定なので現実味が薄いけど、いつものメンバーで2時間ドラマにしても面白そう。2015/05/20
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
6
平成17年10月25日 初版2019/05/10
にせものばかり
6
十津川警部シリーズはトラベルミステリーのイメージが強いのですが、こういうスケールの大きなお話もあるのですね。リアリティは薄いですがなかなかおもしろかったです。2014/02/14
akika
2
昔、氏の作品を結構読んでいたので、Reader Storeで安くなっていたので、久しぶりに読んでみました。 トラベルミステリーで有名ですが、これは普通のミステリー。 誘拐に誘拐というものですが、ストーリーが雑な気がしました。 良く言えばテンポが良いのですが、細かい描写が全然されていないので、いきなりなことが多くて、なんで?なに?ということが多々あり、消化不良。 人物同士の繋がりも雑。 とても残念でした。2014/07/01
にしき
1
総理が生きているならきっと黒幕だとか思っていたら普通にすごい人だった。2013/08/22