内容説明
詩人の夢の建築「ヒアシンスハウス」から探究の旅へと誘なう卓抜な詩人論。かぎりなく美しくあれとうたいつつ《詩》とはなにかを冷徹に問う詩人/建築家、立原道造―。時代の大波が、死の影が、暗く覆いかぶさるなかで、なおも「光に満ちた美しい午前」を夢みる夭折の詩人の哀惜さるべき生を、ドイツ・ロマン主義の受容から『日本浪曼派』への接近、そしてその先へとつづく青春の軌跡として描く。
目次
序 「ヒアシンスハウス」から
一 「エリーザベトの物語」
二 「薔薇の花とヒアシンス」
三 立原の「ノヴアリス」
四 「青い花」変幻
五 ドイツ・ロマン主義
六 「イロニイ」
七 「メエルヘン」
八 若さ、青春
九 「帰郷」/「母」
十 新たな出発
〔エクスクルス〕―木下杢太郎の「ロマンチツシユ」
十一 「どこへ?」
十二 死と新生と
十三 「方法論」―未来を孕んで
著者等紹介
今泉文子[イマイズミフミコ]
東京大学文学部美学科・独文科卒、東京大学大学院博士課程(ドイツ文学)満期退学。立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



