内容説明
「稼ぐ文化」の波に煽られ、社会教育施設から観光・経済政策の拠点へ―2022年の博物館法改正は何をもたらすのか。博物館学と隣接分野のエキスパート25人が、博物館の過去・現在・未来を徹底検証する。
目次
第1章 博物館法の歴史と展開
第2章 改正博物館法に対する評価
第3章 学芸員養成制度の成り立ちと課題
第4章 文化財保護法改正の現状と課題
第5章 改正博物館法に向き合う博物館
第6章 博物館をとりまく隣接分野の動向
第7章 改正博物館法とは何だったのか
著者等紹介
金山喜昭[カナヤマヨシアキ]
1954年、東京都生まれ。法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程(満期退学)。現在、法政大学キャリアデザイン学部教授。博士(歴史学)。國學院大學博物館学研究室助手、野田市郷土博物館学芸員、副館長を経て、2003年より法政大学キャリアデザイン学部へ。2008年4月からロンドン大学UCL(英国)客員研究員(翌年3月まで)。公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団理事、公益財団法人茂木本家美術館理事、東京都江戸東京博物館外5施設指定管理者評価委員会(委員長)、高知県立歴史民俗資料館収集方針・収蔵のあり方検討会委員など博物館運営に協力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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