内容説明
膨大な残置物、火災や倒壊の危険性、所有者が死亡して相続人が相続放棄し、管理者が存在しない…難しい空家問題をこうして解決!「相続財産管理制度」を活用した実践事例。
目次
第1章 行政代執行の決定(板橋区の概要;事案の概要 ほか)
第2章 行政代執行の実施(他自治体の事例研究;実施体制の構築 ほか)
第3章 代執行費用請求(請求費用の確定;納付命令・督促 ほか)
第4章 行政代執行を振り返って(行政代執行を判断した理由;行政代執行費用の回収の可能性と課題 ほか)
著者等紹介
宇那木正寛[ウナキマサヒロ]
鹿児島大学学術研究院法文教育学域法文学系教授。1987年広島大学法学部卒業。同年岡山市役所入庁。市税滞納整理、例規審査、訟務、情報公開、市長政策秘書、政策法務、法務人材の育成、環境総務などの事務を担当。その後岡山大学社会文化科学研究科非常勤講師を経て2014年鹿児島大学法文学部准教授として着任。2016年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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