人間畜生考

人間畜生考

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784624600792
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人間のおろかさ、ずるさ、欲得などを徹底的に笑いとばし、モノを所有することの無意味さ、人の役に立つことの虚妄をおかしみをまじえながら語りあかした「役立たずの人生考」。

内容説明

「なんの役にも立つな!なんのためにもなるな!」企業社会の住人たるあなたに贈る高木護の痛快辛口エッセー。

目次

半人分の欲
猫の教え
堕落
役人
茶碗と箸
嘘つきは
芸能人たち
ああ、戸塚ヨットスクール
手塚昇さんのこと
川崎彰彦さんの小説
辻潤のこと
朝日新聞記者、名和太郎氏
うそつき国
新聞小説のことなど
けものの愛
職に貴賎あり
新米について〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ndj.

8
目的や目標をつくるな、人並みになろうとか、一人前になろうと思うな、生きていくには食い物でもなんでも、一人なら一人分あればいい─柔らかな言葉で書かれていながらどっこい、どっしり芯の太い、揺るがない脱力系。シンプルライフとかミニマムライフとかいうけれど、近年はやりのものはどうも、功利的でいけ好かない。熊本弁の響きもあいまって、とことん心優しく響く、あきらめの、ただし捨て鉢ではない言葉の数々。不器用でどうにも生きづらい人にはぜひともおすすめしたい。2018/05/13

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