出版社内容情報
アーサー・レスリー・モートン[アーサー レスリー モートン]
著・文・その他
上田 和夫[ウエダ カズオ]
翻訳
目次
第1章 貧者の天国
第2章 聖者の島
第3章 革命と反革命
第4章 絶望せる理性
第5章 反抗せる理性
第6章 ウィリアム・モリスの夢
第7章 昨日と明日
結び コケイン幻想
著者等紹介
モートン,A.L.[Morton,Arthur Leslie]
1903年、イギリスに生まれ、ケンブリッジ大学で歴史と英文学を専攻。優等の成績で卒業ののち、教師、書店員、ジャーナリスト、党のオルグなど職業を転々とし、その間、1938年に、最初の著書『イギリス国民史』(A People’s History of England)を出版した。さらに1948年には、その改訂増補版を出したが、これはイギリスの歴史を、従来の支配体制側からではなく、時代の流れに潜在する力としての民衆の立場から再編成したものとして、多くの共感と称賛をうけ、ほぼ10年のあいだに、英米のみで7万部以上の刊行をみたという。すでに今日までにも、ソ連、中国、ドイツ、ポーランド、ユーゴ、ハンガリア、チェコなどの各国語に訳されている。その後も、彼は評論集『人間の言語』(Language of Men、1945)、『イギリス・ユートピア思想』、『イギリス労働運動1770年-1920年』(The British Labour Movement 1770-1920、1956)、『永遠の福音―ウィリアム・ブレイクの思想研究』(The Everlasting Gospel:A Study in Sources of William Blake、1958)、『ロバート・オーエンの生涯と思想』(The Life and ideas of Robert Owen、1962)、『イギリスの社会主義』(Socialism in Britain、1963)など、注目すべき著作をつぎつぎと発表。現在、イギリス十七世紀革命運動の最左翼ともいうべき「水平派」の研究と著述に専念していると伝えられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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