スクールソーシャルワーカーの社会学―集団・個人としての「自律性」を問う

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スクールソーシャルワーカーの社会学―集団・個人としての「自律性」を問う

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623100330
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C3036

出版社内容情報

スクールソーシャルワーカーの専門職としての自律性が発揮されにくい構造を社会学的に明らかにしていく。養成・教育課程や募集要項、予算編成に関する資料の蒐集・分析に加え、学校現場の内実に迫る質的調査など多角的な視点から迫る、学際的な研究報告。


【目次】

まえがき

序 章 問われてこなかった自律性
 1 派遣依頼をしない学校
 2 自律性への着目
 3 本書の構成


 第Ⅰ部 用語の定義と先行研究の検討

第1章 本書で扱う用語の定義
 1 ソーシャルワーカー
 2 スクールソーシャルワーカー
 3 官製専門職
 4 自律性
 5 集団としての自律性
 6 個人としての自律性

第2章 先行研究の射程の拡張と同定
 1 先行研究の広がりとその欠落
 2 スクールソーシャルワーカーという職域の専門性
 3 スクールソーシャルワーカーの採用・勤務条件
 4 スクールソーシャルワーカーの政策上の位置づけられ方
 5 学校組織への参入におけるコンフリクト
 6 児童生徒・家庭へのソーシャルワークにおけるコンフリクト
 7 小括


 第Ⅱ部 スクールソーシャルワーカーの「集団としての自律性」

第3章 スクールソーシャルワーカーという職域の専門性
 1 問題の再確認
 2 方 法
 3 養成・教育課程における専門性の担保
 4 実践現場における専門性の担保
 5 小括 スクールソーシャルワーカーの専門性のばらつき
 付論 無視された社会福祉主事任用資格――形骸化した専門性

第4章 スクールソーシャルワーカーの採用・勤務条件
 1 問題の再確認
 2 方 法
 3 採用――評価されない継続勤務
 4 勤務条件――専門性に見合わない働き方
 5 応募実態――顧みられる年収,顧みられない資格の有無
 6 小括 「非正規職員としての働き方」の標準化

第5章 スクールソーシャルワーカーの政策上の位置づけられ方
 1 問題の再確認
 2 予算獲得と支援の実態
 3 方 法
 4 政策の再文脈化の全体像
 5 現場における支援実態
 6 2008年度から2012年度――不明瞭・不安定な紐づけ
 7 2013年度以降――いじめ対策等への焦点化
 8 2015年度以降――子どもの貧困対策等における評価指標化
 9 2018年度以降――多忙な教員の「働き方」への貢献
 10 小括 相反する問題系への再文脈化


 第Ⅲ部 スクールソーシャルワーカーの「個人としての自律性」

第6章 調査の概要
 1 「個人としての自律性」に迫るための方法論
 2 調査方法の選定
 3 調査対象の整理
 4 調査対象の概要

第7章 学校組織への参入におけるコンフリクト
 1 「メンバーシップ型」の学校組織
 2 「ジョブ型」のスクールソーシャルワーカー
 3 コンフリクト① 部分性の相違
 4 コンフリクト② 対等性の揺ら

内容説明

スクールソーシャルワーカーの専門職としての自律性が発揮されにくい構造を社会学的に明らかにしていく。養成・教育課程や募集要項、予算編成に関する資料の蒐集・分析に加え、学校現場の内実に迫る質的調査など多角的な視点から迫る、学際的な研究報告。

目次

問われてこなかった自律性
第1部 用語の定義と先行研究の検討(本書で扱う用語の定義;先行研究の射程の拡張と同定)
第2部 スクールソーシャルワーカーの「集団としての自律性」(スクールソーシャルワーカーという職域の専門性;スクールソーシャルワーカーの採用・勤務条件;スクールソーシャルワーカーの政策上の位置づけられ方)
第3部 スクールソーシャルワーカーの「個人としての自律性」(調査の概要;学校組織への参入におけるコンフリクト;児童生徒・家庭へのソーシャルワークにおけるコンフリクト;コンフリクトの止揚;コンフリクト止揚の背景にあるもの)
知見を学術と社会に開く

著者等紹介

藤本啓寛[フジモトタカヒロ]
1994年生まれ。筑波大学人間系助教。早稲田大学大学院教育学研究科教育基礎学専攻博士後期課程修了。博士(学術)。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。