出版社内容情報
フランクルの思想は、強制収容所で生まれたものではなかった。それは、青年時代に情熱を持って取り組んだ青少年相談の活動などで育まれたのである。本書は、一七歳から三〇代後半まで、若きフランクルが取り組んだ仕事とフランクルの思想、ロゴセラピーのルーツをうかがい知ることができる、貴重な初期論集。フロイトの推薦で『国際精神分析学誌』に掲載された「身振りによる肯定と否定」、アドラーの『国際個人心理学誌』に掲載された「心理療法と世界観」など、本邦初訳となる文献が収録されている。
原著:Frankl, V. E., Vesely-Frankl, G.(hg.), Fr?he Schriften 1923-1942, Verlag Wilhelm Maudrich, 2005.
内容説明
フランクルの思想は、強制収容所で生まれたものではなかった。それは、青年時代に情熱を持って取り組んだ青少年相談の活動などで育まれたのである。一七歳から三〇代後半まで、若きフランクルが取り組んだ仕事とフランクルの思想、ロゴセラピーのルーツをうかがい知ることができる、貴重な初期論集。
目次
一九二三~一九二四 高校生時代
一九二四~一九二七 学生時代
一九二六~一九二八 「青少年相談所を創設しよう!」
一九二八~一九三七 青少年相談所
一九三〇~一九四二 若き医師時代
一九三八~一九三九 新たな心理療法をめぐる奮闘
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
現在、明治大学文学部教授。博士(教育学)。臨床心理士、公認心理師。「気づきと学びの心理学研究会アウエアネス」、オンラインサロン「自己成長の心理学」大学院・社会人ゼミにて、フランクル心理学についての講座を行っている
広岡義之[ヒロオカヨシユキ]
現在、神戸親和大学教育学部特任教授、大学院担当教授。博士(教育学)。大学院のゼミナールでは、ボルノーやフランクルの修士論文指導を行っている。また同大学でも、一般市民向け公開講座で、フランクル思想入門の講義を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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