出版社内容情報
保護司制度は130年以上の歴史を有し、犯罪者の立ち直りを助け、安全・安心な地域社会の実現を目指す更生保護制度の支柱として発展してきた。しかし、急激に変容する社会状況の影響を受ける中、これを未来につなげるために現状の見直しと変革の必要に迫られている。本書は、保護司制度について多角的・総合的に研究を進めている「保護司みらい研究所」における議論を紹介し、保護司の活動とその精神の本質に迫る。
内容説明
保護司制度は一三〇年以上の歴史を有し、犯罪者の立ち直りを助け、安全・安心な地域社会の実現を目指す更生保護制度の支柱として発展してきた。しかし、急激に変容する社会状況の影響を受ける中、これを未来につなげるために現状の見直しと変革の必要に迫られている。本書は、保護司制度について多角的・総合的に研究を進めている「保護司みらい研究所」における議論を紹介し、保護司の活動とその精神の本質に迫る。
目次
第1部 「利他」と寄り添い(「利他」を紐解く;こころのケアとは何か―寄り添いと世間知;保護司制度の源流と意義を考える)
第2部 応援のコミュニティを創る(地域共生社会の実現にむけて;保護観察の国際動向と保護司制度)
著者等紹介
今福章二[イマフクショウジ]
保護司みらい研究所代表、全国更生保護法人連盟理事長、日本BBS連盟会長、中央大学法科大学院客員教授、保護司。元法務省保護局長。京都大学法学部卒業。カナダ・サイモンフレーザー大学犯罪学部修士課程修了(修士(犯罪学))。1985年に東京保護観察所に採用され、法務省保護局、国連アジア極東犯罪防止研修所、那覇保護観察所等の勤務を経て、2019年1月法務省保護局長就任、2021年7月退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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