出版社内容情報
ジャンヌ・ダルクにロビン・フッド、アーサー王伝説……中世ヨーロッパの歴史と伝説はこれまで数多くの映画に結実してきた。これら「中世映画」の見どころは奈辺にあるだろうか。本書は、歴史・文学・美術・音楽など、西洋中世学に関する様々な切り口から「中世映画」を読み解く。過去に観た作品を思い出しながら読み進めるもよし、本書を片手に新たな扉を開くもよし。「中世」の息吹を感じながら、魅惑の世界を味わってみよう!
内容説明
ジャンヌ・ダルクにロビン・フッド、アーサー王伝説…中世ヨーロッパの歴史と伝説はこれまで数多くの映画に結実してきた。これら「中世映画」の見どころは奈辺にあるのだろうか。本書は、歴史・文学・美術・音楽など、西洋中世学に関する様々な切り口から「中世映画」を読み解く。過去に観た作品を思い出しながら読み進めるのもよし、本書を片手に新たな扉を開くもよし。「中世」の息吹を感じながら、魅惑の世界を味わってみよう!
目次
序章 自省と招待の往還から―本書の成り立ち
第1部 映像化される中世(“中世映画”の幕開けとジャンヌ・ダルク―語り継がれる史実とフィクション;映画のなかのロビン・フッド―あるいはハリウッドにおける幼年期の終わりについて;ホビット・フランチャイズの武器考証―中世北欧・英国文献学的ファンタジー映画の研究例;「イッツ・オンリー・ア・モデル」―モンティ・パイソンの描いた中世の魅力;過去を語る―女教皇伝説と映画)
第2部 中世映画の読み解き方(映画の「中の音」と「外の音」―中世映画と音楽;『冬のライオン』とロマネスク美術;秘められたモチーフ―ガイ・リッチー監督の『キング・アーサー』;映画にみる戦闘シーンと西洋中世武術;「羊皮紙」の神秘―『薔薇の名前』写字室からの随想)
著者等紹介
図師宣忠[ズシノブタダ]
現在、甲南大学文学部教授。専門分野:中世フランス史/異端カタリ派、異端審問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
Riko