出版社内容情報
免疫は病原体から身体を守る仕組みだ。免疫を強めたり弱めたりする薬が次々と登場し、様々な種類のがん、喘息などのアレルギー疾患、免疫が自分を攻撃する関節リウマチなど、多くの難治性疾患の治療に進歩がもたらされた。免疫の基本的な仕組みと免疫学の臨床応用を、阪大病院免疫内科の医師が解説する。
内容説明
免疫は病原体から身体を守る仕組みだ。免疫を強めたり弱めたりする薬が次々と登場し、様々な種類のがん、喘息などのアレルギー疾患、免疫が自分を攻撃する関節リウマチなど、多くの難治性疾患の治療に進歩がもたらされた。免疫の基本的な仕組みと免疫学の臨床応用を、阪大病院免疫内科の医師が解説する。
目次
第1章 二度なし現象―近代免疫学の始まり
第2章 MHCというお皿―病原体の断片を乗せてT細胞に示す
第3章 備えた受容体と抗体の働き―どんな抗原にも反応する多様性
第4章 サイトカインとT細胞―細胞に情報を伝える蛋白質とT細胞の分類
第5章 免疫の起動―異常を感じる食細胞から始まる
第6章 抗体医薬とJAK阻害剤―免疫学の臨床への応用
第7章 免疫でがんを攻撃―がん治療の新しい柱
第8章 アレルギー―困った免疫反応
第9章 関節リウマチ―免疫が自分を攻撃する病気
終章 出会い―人との出会いが人生を決める
著者等紹介
楢崎雅司[ナラザキマサシ]
大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学講座、先端免疫臨床応用学共同研究講座特任教授。1961年福山市生まれ、広島市育ち。2019年5月より現職。日本内科学会総合内科専門医、日本リウマチ学会専門医・指導医・評議員、日本アレルギー学会専門医・指導医。IL‐6の信号伝達機構、血管新生阻害、IL‐6阻害の臨床応用、免疫疾患の分子解析などの研究を核に、リウマチ、アレルギー疾患など免疫の異常が背景にある疾患の診療に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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