ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー
スポーツの世界史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623094370
  • NDC分類 780.2
  • Cコード C3322

出版社内容情報

本書は、スポーツの歴史を世界史的視野でとらえた、逸話やエピソードが満載の読んで楽しい一冊。競馬、クリケット、野球、サッカー、卓球、柔道、スキー、F1レースといった各競技の歴史に切り込んで、スポーツを通じた人間の広範な歩みを描き出す。さらに人種、薬物、暴力、マネー、テクノロジー、ジェンダーなどに関わる諸問題にも焦点を当てて、スポーツのグローバル化の真の意味をあぶり出そうとする意欲作。

内容説明

本書は、スポーツの歴史を世界史的視野でとらえた、逸話やエピソードが満載の読んで楽しい一冊。競馬、クリケット、野球、サッカー、卓球、柔道、スキー、F1レースといった各競技の歴史に切り込み、スポーツを通じた人間の広範な歩みを描き出す。さらに人種、薬物、暴力、マネー、テクノロジー、ジェンダーなどに関わる諸問題にも焦点を当て、スポーツのグローバル化の真の意味をあぶり出そうとする意欲作。

目次

序章 語義と理論(スポーツとは何か;時代区分の問題 ほか)
第1章 運動の必然性とスポーツが生まれる理由(運動の必然性;競争の役割 ほか)
第2章 近代スポーツの誕生(前近代のスポーツと近代スポーツ;近代スポーツと西洋 ほか)
第3章 スポーツのグローバル化(野球と野球狂;クリケットの伝播 ほか)
第4章 グローバルスポーツの諸問題(アマチュアリズム;人種と民族 ほか)

著者等紹介

中房敏朗[ナカフサトシロウ]
1962年生まれ。現在、大阪体育大学体育学部教授

ウエイン,ジュリアン[ウエイン,ジュリアン] [Wayne,Julian]
1969年生まれ。現在、大阪体育大学体育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kitten

11
図書館本。タイトル通り、スポーツの世界史。この本自体は今年でたものだけど、原著はもっと昔じゃないかな?最近の事例がほとんどなかったので。スポーツはある程度都市化が進んで、余暇として始まったものだから、近世から。その辺の子供たちの遊びが、きちんと明文化したルールができて、洗練されていってるのね。都市化が前提だから、ほとんどが西欧由来で、日本の相撲とかは例外中の例外かと。人が何を面白いと思うのか。難しい。Eスポーツとか、マインドスポーツとかはどうなんだろう。見て面白いものはスポーツでよいと思う。2023/06/07

Go Extreme

2
https://claude.ai/public/artifacts/1c01abbf-1405-4b2e-9d77-708d8d6c43fb 2025/06/16

みちしるべ

1
スポーツは、近代から。人類に身体性と運動の悦びは古代からあった。スポーツマン精神・倫理性より、競争性が強調されている。美徳や娯楽となるのは、産業革命により都市居住者とりわけ上流・中流階級が生まれたこと。ルール等を制定する団体が組織され、やがて興行となり、マスコミ等とつながり商業主義化。 本書で面白かったことは、産業革命後に、青年キリスト教教会(YMCA)が体育館等を設置し、都市の若年にスポーツを広めていたこと。スポーツと宗教的体験・倫理・秩序がここまで近づいていたとは。2025/05/10

t0t0165

1
人間はスポーツをなぜするのか。スポーツはどのように広まったのか。スポーツはどのような問題を抱えているのか。 スポーツと人類の歩みをただ羅列するのではなく、時々の要因と現象を捉えながらスポーツの大きな歴史を描く。とかくスポーツの広がりを考えると批判的にならざるを得ないが、それでも筆者がスポーツに対する希望を失っていないことは、本書から伺える。2023/07/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20943727
  • ご注意事項

最近チェックした商品