出版社内容情報
相続の際に被相続人に借金等のマイナスの財産がある場合、単純承認・相続放棄・限定承認の選択をしなければなりません。しかし、限定承認を行う場合、手続きの複雑さや相続人全員の同意が必要なことなどから、現状として、相続放棄を選択するケースが多いとされています。
本書は、相続の選択の判断を行う際の法的留意点、財産調査、手続き、選択事例についてQ&A形式で解説しています。また、最新の法改正や渉外相続等の周辺知識を網羅し、申述書の書式例のWordデータが特典としてダウンロードできます。
内容説明
相続の選択を行う際の法的留意点、財産の調査方法、申述後の手続き、税金問題等について解説。最新の法改正や渉外相続等の周辺知識、事例に対応した申立書、申述書の記載例を網羅。
目次
相続の開始
相続する財産は何か
誰が相続人になるのか
単純承認・限定承認・相続放棄の制度概説
判断のメルクマール
熟慮期間
調査方法
限定承認と相続放棄の選択及び具体例
法定単純承認
相続放棄申述後の手続き
限定承認申述後の手続き
限定承認と税金問題
最新の法改正・新しい制度との関係
渉外相続
事例と書式