シリーズ・世界の文学をひらく<br> ロシア文学からの旅―交錯する人と言葉

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シリーズ・世界の文学をひらく
ロシア文学からの旅―交錯する人と言葉

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  • サイズ B5判/ページ数 239p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623094004
  • NDC分類 980.2
  • Cコード C3397

出版社内容情報

実体化する「境界」に抗して、さまざまな言語・民族・宗教が混在するロシア。その広大な風土のうえに、どのように文学が生まれたのだろうか。
民族や国家の枠組みを超え、交錯する人と言葉を軸に、ロシア文学の広がりと世界へのつながりを詳しく紹介する。各項目の冒頭に作品やテーマの鍵となる原文とその日本語訳を掲げ、最新の知見にもとづき『イーゴリ軍記』からドストエフスキーを経てアレクシエーヴィチまでの作家・作品研究とテーマ研究を見開き2頁で解説。本書は読者を、ロシア文学の「現場」に――その多様な作品・作家・事象へと誘う。「国民文学」の境界を超えて、「ロシア」を世界へ、「文学」を時代や状況へとひらく新しい入門書。

内容説明

実体化する「境界」に抗して、さまざまな言語・民族・宗教が混在するロシア。その広大な風土のうえに、どのように文学が生まれたのだろうか。民族や国家の枠組みを超え、交錯する人と言葉を軸に、ロシア文学の広がりと世界へのつながりを詳しく紹介する。各項目の冒頭に作品やテーマの鍵となる原文とその日本語訳を掲げ、最新の知見にもとづき『イーゴリ軍記』からドストエフスキーを経てアレクシエーヴィチまでの作家・作品研究とテーマ研究を見開き2頁で解説。本書は読者を、ロシア文学の「現場」に―その多様な作品・作家・事象へと誘う。「国民文学」の境界を超えて、「ロシア」を世界へ、「文学」を時代や状況へとひらく新しい入門書。

目次

第1部 テクスト―ロシア文学の作家と作品(中世文学;19世紀の文学;20世紀の文学;現代の文学;ロシアの詩)
第2部 コンテクスト―ロシア文学とその周辺(ロシアの思想・批評;ロシアの心象地理;ロシア文学の周辺;世界の中のロシア文学)

著者等紹介

中村唯史[ナカムラタダシ]
1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授

坂庭淳史[サカニワアツシ]
1972年生まれ。早稲田大学文学学術院教授

小椋彩[オグラヒカル]
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aika

36
見開き1ページで1つの作品と作家を紹介しているので、毎日少しずつ読むつもりが面白すぎて気がついたらどんどん読み進めていました。今まで細切れで読んできたロシア文学の歴史を系統立てて俯瞰できたのは大きな収穫でした。まず350年前に書かれた、生涯のうち約半分を流刑地で送った司祭アヴァークムの自伝とその生き方に衝撃を受けました。そしてアフマートヴァ『レクイエム』。体制による迫害の末にたとえ作家の命が絶たれたとしても、残された作品に宿るその魂は後世の人々へと確かに受け継がれていく。文学の深淵さに惹かれるばかりです。2023/07/09

ころこ

34
カタログのようになっている文学史の本が好きだ。英米仏はあるが、露独が見つからない。色々と探している内に出会ったのが本シリーズで、出版社がしっかりしているので購入してみた。見開きで1作品完結していて、欲しかった最低の条件を満たしている。プーシキン、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフは2作あり、最近だとアクーニン、一番若い作家だとペレーヴィンまで載っている。執筆者は70人いて、訳者や研究者で存じ上げている方が多くいる。巻末に引用文献のリストもあり、売れていないのが勿体ない。2023/02/19

茅野

5
大判本で、見開き1ページずつ作品やキーとなる事物の解説が書いてある本。読書案内に最適だが、書き口はかなり硬め。注が同じページにあり、原語併記もあるのが良い。 執筆者が多く、70人によって書かれているが、各項目を大御所研究者が執筆していてたまげた。めちゃくちゃ豪華(半数以上は存じ上げているお名前)。こんなに整然と読みやすく専門家の解説が手に取れていいのかという域。 「その作家の中から、その作品を!?」という、結構トリッキーな選書も多々ある印象。個人的には『オネーギン』がないのは寂しいところ。でも良書です。2023/09/16

takao

2
ふむ2025/01/12

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