出版社内容情報
稲荷山古墳から出土した鉄剣。鉄剣の主「乎獲居臣」を従えた「大王」とは。既成概念に与する事無く忠実に論証を重ね、関東に独自の国家権力が存在したという事実にたどりつく。巻末付録に現地講演録「関東の大王と稲荷山古墳の鉄剣」をあらたに所収。対話形式で極めて読みやすい。好評の古代史コレクション第28巻。待望の復刊。
内容説明
稲荷山古墳から出土した鉄剣。鉄剣の主「乎獲居臣」を従えた「大王」とは。既成概念に与する事無く忠実に論証を重ね、関東に独自の国家権力が存在したという事実にたどりつく。巻末付録に現地講演録「関東の大王と稲荷山古墳の鉄剣」をあらたに所収。対話形式で極めて読みやすい。好評の古代史コレクション第二八巻。待望の復刊。
目次
序章 鉄剣の閃光
第1部 青年との対話
第2部 少女との対話
第3部 大阪にて
第4部 東京にて
第5部 洛西にて
補編 友アリ遠方ヨリ来ル
学問の方法について
おわりに
復刊のことば―故岸俊男氏にささげる
巻末特別付録「関東の大王と稲荷山古墳の鉄剣―多元的大王権の成立」
あとがきにかえて
著者等紹介
古田武彦[フルタタケヒコ]
1926年福島県生まれ。旧制広島高校を経て、東北大学法文学部日本思想史科において村岡典嗣に学ぶ。長野県松本深志高校教諭、神戸森高校講師、神戸市立湊川高校、京都市立洛陽高校教諭を経て、2015年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。