出版社内容情報
発達心理学や障害児心理学の看板を掲げながら、多数の冤罪事件と出会い、裁判という特殊な語りの世界で「法心理学」の扉を開いた心理学者・浜田寿美男の軌跡。小さな島で生まれ、京都の大学への進学、学生闘争…様々な経験を経て、発達の場・裁判の場に足を踏み入れた先に見えたものとは何だったのか。――著者が生きた時代をひも解きながら、言語の発達、障害児の生活世界、冤罪事件をめぐる語りなどといった旺盛な研究活動の源泉と、「神の心理学」から「私たちの心理学」に向けて大切にしてきた視点を語る。
内容説明
発達心理学や障害児心理学の看板を掲げながら、多数の冤罪事件と出会い、裁判という特殊な語りの世界で「法心理学」の扉を開いた心理学者・浜田寿美男の軌跡。小さな島で生まれ、京都の大学への進学、学生闘争…様々な経験を経て、発達の場・裁判の場に足を踏み入れた先に見えたものとは何だったのか。―著者が生きた時代をひも解きながら、言語の発達、障害児の生活世界、冤罪事件をめぐる語りなどといった旺盛な研究活動の源泉と、「神の心理学」から「私たちの心理学」に向けて大切にしてきた視点を語る。
目次
第1章 時代の混迷のなかから
第2章 私の修業時代
第3章 私が出会った三つの現場
第4章 発達の現場から―「私」は形成されてきたという話
第5章 裁判の現場から―泥沼の世界に足を取られながら
第6章 生活の現場から―子どもたちの「生きるかたち」、私たちの「生きるかたち」
著者等紹介
浜田寿美男[ハマダスミオ]
1947年香川県小豆島生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)修了。現在、奈良女子大学名誉教授、立命館大学上席研究員。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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