出版社内容情報
浦上玉堂(1745年から1820年)琴士・詩人・画家
幼少の頃より備中鴨方藩に仕えるも、しだいに文人に憧れ、50歳で武士の身分を捨てて 二人の息子を伴って脱藩。七絃琴をたずさえて、全国各地を遊歴する。晩年は京都で自由な文人として風流な生活を送った。江戸時代の文人画家の最高峰の一人と評される浦上玉堂の魅力に迫る
内容説明
浦上玉堂(一七四五~一八二〇)琴士・詩人・画家。幼少の頃より備中鴨方藩に仕えるも、しだいに文人に憧れ、五〇歳で武士の身分を捨てて二人の息子を伴って脱藩。七絃琴をたずさえて、全国各地を遊歴する。晩年は京都で自由な文人として風流な生活を送った。江戸時代の文人画家の最高峰の一人と評される浦上玉堂の魅力に迫る。
目次
序章 浦上玉堂への細道
第1章 武士から琴士へ
第2章 江戸の楽しみ
第3章 転機
第4章 文人への傾斜
第5章 脱藩前夜
第6章 文人への離陸
第7章 玉堂清韻
第8章 近代における玉堂
著者等紹介
高橋博巳[タカハシヒロミ]
1946年岡山県生まれ。1976年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2011年博士(文学、東北大学)。現在、金城学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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